「コロナウイルス感染対策」を徹底した新オフィスに移って、半年。使用感など、社員からも様々な意見が出てくるころだ。

 

そもそも、「理想のオフィス」って? 働く場所って?

 

ソノリテ社員を代表し、「輝く働き方」を第一線で考える、宇留野彩子に話を聞いた。

Ms.Uruno

――新オフィスに移転をいたしましたが、現在のオフィスの印象はいかがですか?

安心して行けるオフィスになってると思いますね。

検温や消毒がしっかりできるということはもちろんですが、各座席にパーテーションがあるのがいいですね。あとは、その座席が事前予約制であるのもいいな、と思います。

――そういうところが気に入っているポイントですか?

そうですね……、安心・安全という観点では上記のような、感染対策がしっかりされているところは気に入っているポイントですね。

座席が事前予約制であるということも同じく安心に繋がっていますね。その日のオフィスの状態が事前に把握できるので、密になっているなら出社はやめておこうとか、そういう判断材料にできるのがいいな、と思います。

もちろん、各座席にパーテーションがあるのでその安心感は大きいですが。向かいに誰かが座っていても安心して会話できる、というところがいいですよね。やっぱりオフィスで顔を合わせるのは、在宅勤務より明るいコミュニケーションが取れるので、安心して会話ができる環境というのは有難いな、と思います。

あとは……、デスクの他にWeb会議専用のブースがあるというのは先進的だな、と思いますね。

――では、気に入っていないところ……、例えば「もうちょっとこうしたらいいのに」とか「これはいらないんじゃないか」とか思うところがあれば教えてください。

うーん、そうですね……、換気がしやすい壁になっていることで、会話などの音漏れが気になる、というのはありますね。でも、まあ、集中したい場合は在宅勤務で、という使い分けをしたらいいのかもしれませんね。

トイレがバリアフリーにいなっていないのも残念だなあ、と思います。前のオフィスにはあったので……。

あとは……、座席を事前予約してない人が結構いて、オフィスが空いてると思って出社したら意外と人がたくさんいる、とかはありますね。予約のルールをもう少し厳しくしてもいいんじゃないかな、と思います。そういうところは今後、皆で相談しながら改善していけたらいいですよね。

door
door open

――専務(※)についてはどうですか?(笑)

ああ、専務ダイゴロウの存在は、いちばんソノリテらしいところですよね(笑)

新しいオフィスでは、「with cat」のルームと、そうでないエリアとが分けられていて、どちらの部屋で仕事をするか、気分によって使い分けができるようになったのがいいな、と思います。ときどき鳴き声が聞こえてきたりして、癒しになりますし。

※会社猫・専務ダイゴロウのこと

 

――最後に……、宇留野さんにとって「働きやすいオフィス」「理想のオフィス」とはどういう場所ですか?

一言で言うと、「集中とコミュニケーションが両立できる場所」が理想ですね。

在宅勤務には、資料作成とか、何かアイディアを考えたりとか、そういう集中が必要な仕事に適しています。でも、集中が必要な仕事と同じくらい、複数名でディスカッションしたり、会話から情報収集することも重要。

現在のオフィスは、理想を実現している、とは言えませんが、集中が必要な仕事は在宅で、コミュニケーションが必要な仕事はオフィスで、というように「場所の選択肢」が増えたというのが大きいですね。場所を変えると気分転換にもなるし、そういう目的があるときには自ら望んで出社しています。

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2021年2月 取材/広報・近藤

(感染症対策を行ったうえで取材・撮影しています)