部署
肩書
お仕事は主に Office365 の利活用をはじめとしたコンサルティング。
Exchangeのデータ移行や、社内ポータルサイトのリニューアルなどを行っています。
©️撮影_広報 近藤
現在の日本において「うるさいこと」はあまりプラスのイメージがありません。今回紹介する中村清美さんは、社内にひときわ大きな声を響かせる……、つまり「うるさい人」。彼女はなんと、「一日五時間は喋っていたい」らしいのです!しかし、その向こうに見えてきたのは、彼女のプライドとそれを受け入れる場の豊かさでした。
まず、周囲の社員に「中村さんってどんな人?」とインタビュー。
“中村さんは、うるさくて頑固”
中村さんを色に例えるとオレンジ。Webカラーコードで言うとくらいの。ちょっと目にうるさいっていうか(笑)
仕事について言うと、中村さんは段取りにこだわりがあるように見えますね。打ち合わせのアジェンダにしても、お客さんに確認することにしても、事前に細かく決めています。私はあまり細かく決めないんですけど、彼女はとても細かい。
「ここだけは勝てない!」と思うところは
メンタルの強さ。どこまでもまっすぐ進んでいこうとするところ……というか、頑固さ、かな。自分の意見を曲げない。あのかたくなな姿勢は勝てないかな、と思います。
_マイクロソフトソリューションコンサルティングセンター 濵田
“中村さんはうるさいから苦手”
中村さんに対して「ここだけは勝てない!」と思うところはありませんね。逆に「自分の方が優れている!」と思うところは「全部」です。
僕は、中村さんが苦手なんですよね。
うるさいから。でも、費さん(チームリーダー)にくらいついていくのはすごいと思います。
とにかく自分の思いや考えを伝えようとしている人ですよね。その伝えようとする内容が正しいことの場合もそうでない場合もあると思うんですが、正しいか正しくないかより先に、とにかく伝えようとしていると思います。
中村さんを色に例えると、金色かな。なんか、光り輝いている感じ(笑)
_IT事業戦略部 古賀
次に、中村さんご本人にインタビュー。
近藤:
周囲からこのように見られているようですが、それについてどう思いますか? 濵田さんからも、古賀さんからも「うるさい」という言葉が……。
中村:
まあそう言われてしまうかもしれませんねー。おしゃべりである自覚はあるので。現実的には無理ですけど、本当は一日五時間くらいは喋っていたいんですよね、私。
近藤:
ご、五時間!?
中村:
はい。そうしないとストレスが溜まって。だから「うるさい」と言われても、今後も黙っていられないと思います。「うるさいこと」ってマイナスのイメージが強いですが、決してそれだけではないと思っていますし。
近藤:
というと?
中村:
私は自分の強みを誰に対しても臆さず自分の主張を出していけるところだと思っているので。
近藤:
なるほど。古賀さんの言葉の中にも「自分の思いや考えを伝えようとしている」とありましたね。中村さんの強みとしてしっかり周知されているんですね。
中村:
そうなんでしょうかね。自分でも一長一短だとも思いますので、好意的にばかり受け取られているわけではないでしょうけど。
近藤:
でも、好意的には見られていないとしても、個性として受け入れられているのでは?
中村:
はい、それは感じます。そしてそれはソノリテという会社だからこそ、受け入れられている気がしますね。ソノリテの自由な雰囲気が。
近藤:
自由な雰囲気ですか。
中村:
はい。皆が素のままで仕事ができる、自分の個性をそのまま出せる、という意味での自由です。出された個性を周りもそのまま受け入れているので、そういうところがいいな、と思います。いろんな分野の人、いろんな業務をしている人がいるので、「個性を受け入れる」という意識が共有できているんだと思います。いい意味で偏りがないですよね。
近藤:
全員が少数派で多数派がいない、という状態ですね。偏ってない、というのは。
中村:
そうそう。ダイバーシティ、って最近よく聞きますけど、そんな状態。多様性って言えばいいのかな。皆それぞれで、皆ちがう。
近藤:
多様な社員が、それぞれのプライドを見せられる場であるということですね。
「うるさいこと」、それが彼女の個性――プライド――。